短答式試験、論文式試験をクリアすると最後に待ち受けているのが口述試験です。
9割近い合格率と言われてますが油断なりません。ここでは、予備試験合格者が口述試験を突破するにあたって心がけた事を紹介します。
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⇒【注目】資格スクエア社長が語る過去問の重要性!
予備試験講師でもある鬼頭社長が過去問の重要性について熱く激しく語っています。あと、7年分の過去問と解説がまとめられています。
資格スクエアは予備試験の口述対策だけ学ぶことはできるの?
予備試験口述試験の勉強法に入る前に、資格スクエアにある口述対策の講座をご紹介します。
口述対策のみの講座の有無について、以前資格スクエアに問い合わせた際には「口述試験だけの講座は用意していない」という回答を頂きました。
ただ、現在提供されている予備試験講座(4期目)の中に、口述試験対策にもなる講座が入っています。
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- 法律実務基礎科目(民事)
- 法律実務基礎科目(刑事)
なので法律実務基礎科目を学ぶ事は、短答、論述に限らず口述対策にもなるって事です。
資格スクエアには「法律実務基礎攻略講座」が用意されてあります。担当は、資格スクエア社長の鬼頭講師と伊藤たける講師です。
試験範囲が広範なので、対策が行いにくい法律実務基礎科目。過去問分析を通じて、今後どのような学習をして行けば良いかの見取り図を、資格スクエア代表・弁護士の鬼頭政人が解説し、法律実務基礎科目の攻略法をお伝えします。
引用元:法律実務基礎攻略講座 講義内容 より
合格率9割だけど油断しちゃダメ。短い期間だけど今までの総ざらい!
私は一度口述試験で不合格となりました。今振り返ってみると、その原因は、9割合格するのだから大丈夫だろう、という気持ちの緩みから勉強を本気でやらなかったことにあると思います。
論文合格発表後から口述試験まで約2週間しかないことを考えれば、合格発表前から対策を始めておくのが良いことは言うまでもありません。
特に普段勉強しない民事保全・執行は発表前に一通りやっておくと後々だいぶ楽になります。
※h30年の論文⇒口述のスケジュールのっけとく
ネットで検索すると過去の口述試験再現問答が出てくるのですが、民法・刑法といった実体法の科目について結構問われていたのでびっくりして民法刑法の復習をしていました。
特に、刑法については知識が不安だったことと問題量が民法に比べれば圧倒的に少ないこともあって短答試験の時に使用していた問題集を数回解きなおしました。
※資格スクエアの過去問一覧ページをのける
口述試験では条文の要件や条数を正確に述べることまで要求されるので、短答問題の解き直しはとても有効でした。
また、それと同時に来年の司法試験の短答対策にもなるので、とても有効な勉強法だったと思います。
対問題用紙ではなく対人(試験官)の試験
試験官に質問されたらすぐに答えられるように瞬発力をつけるようにしました。
試験官の顔色を伺いながら話してみるとか、"原則はこうなのでこうなると思います"といったような論理的な思考ができることをアピールできるような回答の仕方を心がけました。
口述は言葉のキャッチボールなので出来るだけ会話を途切れさせず、いち早く知識を記憶から引っ張り出し、それをいかに分かりやすく相手に伝えるかが大切になります。
口述試験は試験官が目の前におり、しかも1対2方式で緊張感が半端ありませんが、試験官の人もちゃんと手順を追って説明すれば多少変なこと言っても、誘導でなんとかしてくれようとします。
資格スクエア予備試験講師の岡嶋先生のブログに口述突破のヒントが隠されています
岡嶋講師が伝授する口述試験攻略の3つのポイントと意外な盲点
- ポイント1:上がらない
- ポイント2:すぐに理解する
- ポイント3:誘導に乗る
意外な盲点については岡嶋講師のブログにて確認下さい。